STEP 1 [経営計画書の作成]
１．経営計画書の作成の前に
経営計画書とは、将来の「あるべき姿（目標）」に到達するために、今何をするべきかを示してくれる「道しるべ」のようなものです。「道しるべ」がなければいくら大きな目標を掲げても、目標には到達できません。
では、目標地点にたどり着くにはどうしたらいいのでしょうか？
それは明かりを灯せばいいのです。その明かりとなるのが経営計画です。
ではまず、目標地点にぼんやりですが明かりを灯してみましょう。
目標地点に明かりを灯すため、将来、この会社をどのようにしたいのかを書き出してみてください。
書き出す内容は、次のようなものです。
① こんな会社にしたい
② そのために
Ⅰ．経営者は
Ⅱ．社員は
Ⅲ．会社は
③ 目指す会社
④ 行っていきたい業務
⑤ （ ）年以内に行う事
これらの項目が決まれば、次はこれらの項目を参考にし、「経営理念」・「経営指針」・「行動指針」などを決め、書き出してみましょう。
作成方法は、次のように行います。
[経営理念]
経営理念は、会社が何のために事業経営をするのかということを明らかにしたものです。会社はこの経営理念に沿って経営が行われますので、まず社長は自らの経営理念を明らかにしなければなりません。
[経営基本方針]
経営基本方針には、会社の進む方向や経営の具体的な考え方を記します。
＊どうやって高収益体勢を作り上げるか
＊現在の事業に、新しい事業を加えていくか
＊社員の処遇をどうするか
などを明確にしましょう。
[行動指針]
行動指針には、会社が目標にたどり着くために、どのような行動を具体的に行うのかを記します。
ここまでの作成が終わった段階で、ぼんやりですが目標地点に明かりが灯ったと思います。
それでは、経営計画書の中身の作成へと進んで行きましょう。
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| 経営計画書とは |
- 経営計画書とは、将来の「あるべき姿(目標)」に到達するために、今何をするべきかを示してくれる「道しるべ」のようなものです。道しるべがなければいくら大きな目標を掲げても、目標には到達できません。では、目標地点にたどり着くにはどうしたらいいのでしょうか？それは明かりを灯せばいいのです。その明かりとなるのが経営計画書です。
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| 経営計画書は何故必要か |
- 現代の中小企業経営は、企業を取り巻く環境の変化により、物は売れず、取引先からは納品単価の引下げを要請されるなど、厳しい競争社会の波にさらされています。そんな中、将来の見通しも立てず、今までのような感覚のみに頼った経営を続けていきますと、業績は益々悪化し、設備投資はおろか、借入金の返済もおぼつかなくなり、給与さえろくに払えない状況になってしまいます。また、赤字が続きますと、金融機関からも見放され、ますます苦境に陥ってしまうでしょう。
そんなことにならないためには、きちんと計画を立てて経営をすること、これこそが今、経営者に求められていることなのです。
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| 経営計画書の作り方 |
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