STEP 2 [現状を知る]
第1ステップでは、会社のあるべき姿(目標)を掲げ、目標地点にぼんやりですが明かりを灯していただきました。
第2ステップでは、あるべき姿に到達するために、現状の会社の状況・状態を把握していきます。
現状の会社の状況・状態を把握する事により、スタート地点及び道筋がぼんやり見えてくるはずです。
それでは具体的に進めていきましょう。
【用意していただくもの】
過去3期分の決算書及び得意先・仕入先元帳
【手順】
1. 決算書を基に、実績目標損益計算書・実績目標貸借対照表の「直前3期」、「直前2期」、「直前期」の欄を埋めて下さい。
2. それが終わりましたら、損益分岐点分析表の「直前3期」、「直前2期」、「直前期」の欄を埋めて下さい。
3. 次に得意先・仕入先元帳を基に「お客様別売上高ABC分析表」、「商品(群)別売上高ABC分析表」、「担当者別売上高ABC分析表」、「店舗(部門)別売上高ABC分析表」の「直前3期」、「直前2期」、「直前期」の欄を埋めて下さい。
4. 続いて、資金繰り実績表に記入します。
5. 最後に、財務分析表を用いて率による分析を行います。
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経営計画書とは |
- 経営計画書とは、将来の「あるべき姿(目標)」に到達するために、今何をするべきかを示してくれる「道しるべ」のようなものです。道しるべがなければいくら大きな目標を掲げても、目標には到達できません。では、目標地点にたどり着くにはどうしたらいいのでしょうか?それは明かりを灯せばいいのです。その明かりとなるのが経営計画書です。
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経営計画書は何故必要か |
- 現代の中小企業経営は、企業を取り巻く環境の変化により、物は売れず、取引先からは納品単価の引下げを要請されるなど、厳しい競争社会の波にさらされています。そんな中、将来の見通しも立てず、今までのような感覚のみに頼った経営を続けていきますと、業績は益々悪化し、設備投資はおろか、借入金の返済もおぼつかなくなり、給与さえろくに払えない状況になってしまいます。また、赤字が続きますと、金融機関からも見放され、ますます苦境に陥ってしまうでしょう。
そんなことにならないためには、きちんと計画を立てて経営をすること、これこそが今、経営者に求められていることなのです。
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経営計画書の作り方 |
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